海神の総本社と称えられる志賀海神社(しかうみじんじゃ)
今回は、金印で有名な福岡県福岡市東区志賀島の【志賀海神社】参拝体験をまとめました。
参拝日 2023年4月7日 晴れ
とにかく氣が良い神社さんでした。石段を上る時も心が洗われていくようなとても清々しい感じを受けました。亀石近くからの景色は最高です!!福岡県に来たらまた行きたい神社No.1かもしれません。七夕祭りは毎年8月6,7日に行われるそうですが、神社の石段に灯篭が並んでとても幻想的なんだそうです。
【感想】
志賀島神社の創建と祀られている神様
神社の創建は定かではないようですが、2~4世紀頃には現在の場所にあったとされています。とても古いですね!!祀られている神様は伊那那岐命(イザナキノミコト)が禊を行った際に生まれた三柱の神様で、海の底、中、表それぞれを守る神様です。
左殿 仲津綿津見神(なかつわたつみのかみ)
中殿 底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)
右殿 表津綿津見神(うはつわたつみのかみ)
こちらの三柱の神様が生まれた後に天照大神(アマテラスオオミカミ)、月夜見尊(ツクヨミノミコト)、素戔男命(スサノオノミコト)が生まれたと言われているよ!
綿津見(わだつみ・わたつみ)とは海神のこと。つまり海を司る神様になります。ご神格は海上交通安全、海産物の恵み、禊祓など…。また、古くから【海神の総本社】【龍(たつ)の都】と言われ、称えられています。福岡の漁師さん達は七夕祭りの時に『事なき柴』を授かり、また気持ちを新たに一年を過ごすそうです。
アクセス
アクセスはバスと船とあります(もちろんマイカーでも行けます)。私はJR香椎線西戸崎下車後、福岡市営渡船で志賀島へ行きました。船は、博多⇔西戸崎⇔志賀島 を運行しており、西戸崎→志賀島は15分(450円)。帰りは志賀島→博多30分(680円)を利用しました。博多と言っても埠頭へ到着するので、そこから博多駅近くまでアクセスするには、バスを使います。
志賀島行きのバス・船、両方ですが、本数が少ない為(1時間に1本ないことも有り)時間は事前に調べておくのがベターです。
志賀島に到着してから志賀海神社までは歩いて10分~ゆっくりな方で15分程度です。
私はたまたま道を尋ねた島のオジサマに神社の前まで車で送ってもらいました。
島の方はとても親切でした!
参拝方法
神社の石段の一番下のところに御潮井という清め砂があります。清め砂を参拝前に左・右・左と体にふり、身を清めてから参拝します。
石段を登り、参拝をしてからまた石段を下ってくるのに30分見ておけば良いかなと思います。景色が素晴らしいのと、本当に癒される場所なので、ゆっくり派の方はゆっくり楽しまれてください。
神功皇后ゆかりの地
神功皇后が三韓出兵の際に龍神より干珠満珠を授かったと言われています。この干珠満珠は海幸・山幸の物語にも登場し、潮の満ち引きを操ると言われています(詳しくはまた別の機会に^^)。干珠満珠を授かり、潮の流れに乗った神功皇后は見事凱旋帰国し、船の舵の柄を奉納されたそうです。その舵の柄から芽吹いた椎(シイ)が現在でも神事の際に榊の代わりに使われているそうです。
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