5日 小寒
二十四節気のうちのひとつ、季節の変わり目です。冬至も過ぎ、陰のエネルギーから徐々に陽のエネルギーが増えていきますが、体感的にはこれからどんどん寒さが増していきます。2025年は1月5日~19日で、この時期には七草粥を食べたり寒中見舞いを送ったりします。また、時期的にはお正月飾りを降ろしたり、どんど焼きで燃やしたりする地域もあります。
7日 人日の節句
五節句のうちのひとつで、七草粥を食べる日と覚えている方も多いでしょう。春の七草はせり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろです。
お正月に食べ過ぎた胃を休める為とか、冬場のビタミン補給などと言われます。個人的には日本人の思想として先物を取り入れる、つまり春のエネルギーを体内に入れる意味合いがあるのでは?と思っています。
14日 かに座満月
約半年前のかに座新月の結果を受け取る時期。かに座は小さな集団、グループ、家族、居場所などを象徴する星座。近い人との関係性がより親密になったり、自分の居場所を考えたり、少し感情が高ぶりやすい時期とも言えるでしょう。
6月以降には更にかに座のテーマが1年間やってくるので、今起こっていることは6月以降もテーマとなる可能性が大きいです。
15日 小正月
1月3日までを三が日、7日までを松の内、などお正月の期間を表す言葉はいくつかありますが、小正月は15日を表します。この日は小豆粥を食べる習慣がある地域もありますが、昔から小豆の赤い色が厄を祓う意味があると考えられていました。
29日 水瓶座新月
風の時代と言われる代表格が星座で言うと水瓶座。水瓶座は平等で、物理的な垣根を超えるようなエネルギーがあります。情報を自由に入手できるネット社会や個々人が主人公と言えるような世界、支配という枠から抜けたような自由で平等な考え方がこれから主流となってくるでしょう。縦よりも横のつながりを増やしていくのに良い時期です。チャンスを広げていきましょう
2月2日 節分
2025年の立春が2月3日なのでその前日が節分となります。1年のはじまりは色々な考え方がありますが、カレンダー通りの1月1日の他に立春を境に年が変わるとする考えも今でも強く残っています。年変わりの最後の日なので邪気払いが行われ、豆まきもそのひとつです。
番外編 土用
2025年最初の土用期間は1月17日~2月2日まで。それぞれ立春、立夏、立秋、立冬までの約18日間を土用と呼び、来るべき季節にあわせた準備をおこなう期間とする考え方があります。土用期間中に土いじりをしてはいけないという言葉がひとり歩きしているように思いますが、昔は農業が生業の人口が多かったのでこの時期には養生しましょうという意味と考えます。
また、それぞれの土用期間中に取り入れた方が良いとされるラッキーフードがありますが、立春前の冬土用の期間には【ひ】がつくもの、赤いものを未の日に食べると良いと言われています。
2025年1月のひつじの日は1月26日(日)となります。ひらめ、ヒラマサ、ひよこ豆、小豆、トマト等…ご自身が思いつくものを是非取り入れてみてください。
その他の吉日
寅の日
虎は千里を行って帰ってくることから旅立ちに良い日とされます。また、虎の色から金運にご縁がある日とされ、この日に使ったお金は返ってくるとも言われています。習い事や投資などに使うと成果が出やすそうですね。
巳の日
蛇は弁財天の使いとされることから巳の日は金運にご縁がある日と言われています。弁財天は七福神の一柱で芸事や福徳にご縁があるとされています。
一粒万倍日
ひと粒の籾が万倍に実ることから、この日にはじめたことは万倍にもなると言われています。但し、ものごとに対しての良し悪しは関係なく万倍となるため、良い種を蒔くように心がけましょう。
寒くて外出を控えがちなこの時期ですが、身近な人との関係性を深めたり、自分の居場所を確かめたりとじっくり物事を考えるのにピッタリな時期。来るべき立春に向け今出来ることを準備しておきましょう!
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