今月は月に関する行事や、お彼岸といった日本独特の風習がありますね。だんだんと夜が長くなってくるので自分との対話やご先祖様との繋がりを感じられる時期になるかも?!
9日 重陽の節句
重陽の節句とは、日本の五節句のうちの一つ。9と9という一桁の数字で最大の数字が重なることから昔は五節句の中でも盛大に祝われていたそうです。
現在の暦では少し時期がズレてしまった為、他の節句と比べて認知度も低いですが、菊の花を飾ったり菊酒を飲んだりと…健康・長寿を祈願していました。
健康は命や生命力に直結する人間に最も大切なエネルギーです。個人的には若さや美にも繋がると思っておりますので、9月9日は健康・長寿・若さ・美についていつも以上に心がけてみてはいかがでしょうか?
17日 十五夜
いわゆるお月見の日です。現代のように夜が明るくなかった時には人はもっと月を頼りにしていました。そして、ほとんどが農民だった時代、これからの収穫を月に祈願していました。団子や芋を食べるのは、米よりも収穫時期の早い作物の収穫を祝い、すすきは形が稲穂に似ていることから豊作を祈願したとも言われています。
また、十五夜で豊作を祈願した後は翌月の十三夜に収穫の報告と感謝をしたそうです。2024年の十三夜は10月15日となります。
18日 うお座満月
ハーベストムーンと言われ、一年で最も美しい満月とも言われています。うお座は境界線のない世界で自分と周囲の関係性が曖昧になったり、逆に今までに思ってもみなかったものと繋がれたりと夢見心地な気分になりやすい時期。
自分の気持ちの新たな部分に気付かされる出来事が起きたり、境界線が曖昧になることで雰囲気に流されたり、気付かないうちに何かに巻き込まれたりすることがあるかも?
とてもスピリチュアル性が高いエネルギーなので、今の自分の固定観念や価値観が違った方向や思ってもみない出来事から変わる可能性も高いです。
22日 秋のお彼岸
彼岸とはこちら側の現実世界のこと。反対にあちら側の世界を此岸(しがん)と言います。昼と夜の長さが同じくらいになることから西の果てにある極楽浄土に繋がりやすく、先祖を大切にする日本人独特の風習です。
22日を彼岸中日とし、19日が彼岸入り、25日が彼岸明けとなります。
お盆にお墓参りに行けなかった人はこの時期にお墓参りに行くのも良いでしょう。
その他の吉日
寅の日
虎は千里を行って帰ってくることから旅立ちに良い日とされます。また、虎の色から金運にご縁がある日とされ、この日に使ったお金は返ってくるとも言われています。習い事や投資などに使うと成果が出やすそうですね。
巳の日
蛇は弁財天の使いとされることから巳の日は金運にご縁がある日と言われています。弁財天は七福神の一柱で芸事や福徳にご縁があるとされています。
一粒万倍日
ひと粒の籾が万倍に実ることから、この日にはじめたことは万倍にもなると言われています。但し、ものごとに対しての良し悪しは関係なく万倍となるため、良い種を蒔くように心がけましょう。
※不成就日と重なっている日はあえて掲載しておりません
開運日を活用してあなたの人生がより幸せなものになりますよう!
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