10月は暦上で最上の吉日という【天赦日】が巡ってきます!しかも2023年最後の【天赦日】ですよ
10月17日は2023年ラストの【天赦日】
ここ数年知名度が上がってきた【天赦日】(てんしゃにち・てんしゃび)
言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?
天赦日とは神が全てを赦(ゆる)す日とされ、暦上で最上の吉日と言われています。
天赦日は年に何回ある?
2023年の天赦日は年に6回ありました。
1月6日、3月21日、6月5日、8月4日、8月18日、10月17日
毎年日付が変わるので、何月何日とは決まっていません。どんな日が天赦日に該当するかというと…
春→戊寅の日、夏→甲午の日、秋→戊申の日、冬→甲子の日
となっています。十干十二支の組み合わせが良い日が天赦日なんですね!
季節と60日に一度の巡りの関係でやってくるので、おおよそ年に6回~7回になります。
10月17日の次の天赦日は2024年1月1日
暦を見てビックリ!
2024年は天赦日からの幕開けです!
年にたった6~7回しか巡って来ない天赦日が2024年の元日と重なっています。
2024年は甲辰の年。甲は十干のはじまりですので、新しい事柄がはじまったり、社会的には新しい会社やシステムなどが多く出てくるようなエネルギーです。
一方、辰には揺れる・揺さぶられるというエネルギーも含んでいるので双方を合わせて読むと新しいものがどんどん排出されるけれど、淘汰も早い…物事の展開が早いそんな一年になりそうです。
月に関する開運日 十三夜 10月27日(金) 29日(日)満月
2023年9月29日には仲秋の名月がありました。この日は旧暦の8月15日。収穫前の予祝をする日と言われています。そして、収穫後の感謝のお月見が10月の十三夜と言われています。この頃収穫される栗になぞらえて別名栗名月とも言われていますよ。
9月のお月見は有名ですが、予祝→感謝の流れは日本人から昔から大切にしてきたものです。片見月は良くないと言われるのも、収穫後の報告と感謝を伝えましょうという意味からだと思われます。
10月27日は十三夜なので満月までもう少しの月になりますね、9月に願ったことを振り返り、感謝を伝えてみてください。
10月21日から秋の土用期間に入ります
今月少し注意をしておいて欲しいのが、10月21日からの土用入りです。夏の土用が有名ですが、土用は年に4回、季節の変わり目にあります。
そして、土用が明けるといよいよ暦の上では冬!11月8日は立冬(=冬がたちはじめる頃)に入ります。
土用期間中は来るべき次の季節に向けての体力温存期間と考え、体の調子を整えたり振り返りや、やり残しを行うのにピッタリな期間。いわゆるメンテナンス期間と考えると良いでしょう。
この時期は体調を崩しやすかったり、電波や交通の乱れが予測されますので、心にもスケジュールにもゆとりを持っておくとスムーズに過ごすことが出来ますよ。
また、土用期間に入ってからの引っ越しや工事の着工などはあまり良くないと言われています。
10月のその他の開運日
10月の寅の日、巳の日、一粒万倍日は以下の通りです。なお、不成就日と重なっている日は省略しています。
寅の日 10月11日(水)
虎は千里を行って千里を帰ってくることから、旅行へ行っても無事帰るという意味で旅立ちに良い日、また、使ったものが手元に返ってくるという意味で金運アップデーと言われています。
巳の日 10月14日(土)、26日(木)
蛇=巳は弁財天さまの使いとされ、弁財天様が福徳・芸事であることから金運アップデーと言われています。また、弁財天さまは宗像三女神=海上交通の守り神の一柱である市杵島姫命と同一視されていることから、水回りを綺麗にしたり整えることで金運アップにつながるとも考えられています。
一粒万倍日 10月5日(木)、18日(水)、27日(金)、30日(月)
ひと粒の籾が万倍の実りをつけるように、小さな種まきが後に万倍になると言われています。スタートにピッタリの日ですが、小さな種まき、そしてその種に栄養を与え続けることが大切です。着々と努力を続けることで万倍の実りとなって返ってくるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?10月の開運日をお伝えしました。
暦というのは作物を育てるために昔の人が編み出した指標です。地球温暖化で台風の季節や真夏日が予測しないような期間に訪れたりもしますが、あらかじめ知って心の準備をしておくこと、しかるべき時にしかるべき行動を取るのは難を少なくしていきます。
開運日だからと言って全てを使う必要はありませんが、ご自身の状況に併せて勢いを付けたり、モチベーションを上げる為にうまく活用してみてくださいね(^^)/
コメント